• はんだ付自動機メーカー

Q1. まずは、事業内容をお聞かせください。

A1. 私たち「株式会社ジャパンユニックス」は、電子基板等のはんだ付自動機メーカーです。
はんだ付自動機のFA・周辺機器の設計開発をはじめ、製造、販売、輸出まで幅広く行なっております。
弊社は1970年代以来、世界の電子機器製造のはんだ付パートナーとして、はんだ付ソリューションを提供し続けてきました。
お客様の視点に立ったグローバルなサービスを展開し、熟練したはんだ付技術者によるアドバイスも提供しております。

Q2. 今回の立地を決めたきっかけをお聞かせください。

A2. 弊社は、2,000年からテクノリサーチパーク内のテクノインキュベーションセンターを製造拠点として営業しておりました。
しかし、社員も売上も増えて手狭になってしまい、この数年は移転を検討していたところです。
そのような背景があるなかでも、空と陸のアクセスの良さだけではなく、緑が多い環境の良さ、社員全員が今まで通り勤務できるこのテクノリサーチパーク以外への移転は考えられませんでした。
この度はタイミングよくお話をいただき、現社屋に移ることができました。

Q3. 益城町で働く・住む中での率直な感想をお聞かせください。

A3. 益城町の立地の良さは、県内でも随一だと思います。
県内外、東京・名古屋・大阪から来られたお客様から「とても素晴らしい立地ですね」というお褒めの言葉もいただきました。
益城町に拠点を構えた2,000年以降、弊社に入社した社員数名は益城町に家を建て住んでおります。

Q4. 行政のサポート体制に対する満足度とは!?町または県によるサポートや補助制度などで助かったものがあればお聞かせください!

A4. 町役場や県の行政の距離が非常に近いこと、相談なども気軽にできることです。
この度は、益城町の「企業立地奨励金」の申請を予定しております。
また、テクノリサーチパーク内にある「くまもと産業支援財団」のビジネスマッチング室には、仕入先・製造委託先を相談しております。

Q5. 益城町で事業を行うメリットをお聞かせください。施設環境、立地、雇用、コスト、事業成長などの面で利点や可能性を感じているものとは?

A5. 現在、熊本県は半導体関連企業進出によるバブル景気となっています。
全国的にも土地・人件費などの高騰が目立っており、県内のほとんどの企業は、正社員・パートタイマー社員含め社員雇用に関して非常に厳しい状況です。
ただ、そんな状況のなかでもテクリサーチパーク含めた近隣区域が、再生エネルギー開発特区となり、近い将来に恩恵が期待できる面があります。
近年、SDGsや企業BCPを早急に検討・導入しなければならない情勢のなかで、こういった施策は非常に期待しております。

Q6. これから目指す形についてお聞かせください。益城町や熊本県で実現したい未来はありますか?

A6. 私たちは、一番の企業を目指しております。
中小企業なので、売上や企業規模では国内でも県内でも一番になることは難しいですが、はんだ付というニッチな分野での世界一を目指しております。
なおかつ、その製造拠点である熊本においても、製品だけではなく社員が満足して働けるような環境や企業風土で、熊本県もしくは益城町で一番の企業となることを目指していきたいです。