• 総合スナックメーカー
  • 2021年8月 新工場・九州阿蘇工場(熊本県益城町)を稼働
  • 従業員数(グループ) 826名(2021年6月30日現在)

Q1. まずは、事業内容をお聞かせください。 益城町での事業内容も細かくお聞きできれば幸いです!

A1. 1953年創業の湖池屋は「ポテトチップス のり塩」、「カラムーチョ」、「すっぱムーチョ」などのロングセラーブランドをはじめ、「湖池屋プライドポテト」、「じゃがいも心地」、「湖池屋STRONG」などの新定番ブランドを擁する老舗スナックメーカーです。2021年8月に稼働を開始した九州阿蘇工場は、湖池屋にとって九州初の生産拠点として、上記の商品をはじめとした様々な商品の生産を行っています。

Q2. 地方拠点や本社移転を考え始めたきっかけはなんだったのでしょうか?また、なぜ地方拠点に熊本を選ばれたのでしょうか?決め手となったポイントを1つ、いや2つ、3つ幾つでもいいのでお願いします。

A2. 西日本のSCMの改善が中長期の課題でした。九州に生産拠点を持つことにより商品の輸送量が抑制され、コスト削減につながり、SDGsの観点においても改善が見込めます。熊本県はポテトチップスの生産に欠かせない水が豊かであることも決め手でした。また、益城町が「食を中心にした新産業への取組み」を掲げられているとお聞きし、復興のお手伝いができるのではないかとの思いもあり、九州阿蘇工場を建設するに至りました。

Q3. 進出後の率直な感想をお願いします!町のこと、行政のサポート体制、住みやすさ、働きやすさ

A3. 土地・物件の購入や工場の建設から、地元人材の採用に至るまで、熊本県と益城町には様々なサポートを頂き、大変感謝しています。また、工場稼働にあたっては、蒲島知事、西村町長にも記者発表会にご参加いただき、熊本県・益城町を上げて、湖池屋の応援をして頂いていることを実感しました。これからも熊本県・益城町とともに地域を盛り上げたいと思います。食べ物もおいしい、人も優しい、素晴らしいところだと思います。

Q4. これから目指す形益城町や熊本県で実現したい未来はありますか?

A4. 九州阿蘇工場には、湖池屋の歴史と創業以来のこだわりを体感いただきながらオリジナルポテトチップス作りを体験することができる「湖池屋GOGO!ファクトリー」を併設しています。こちらをはじめとして、地域の方々を巻き込みながら、食育への貢献、地域の素材を活かした新商品開発、ポテトチップス用馬鈴薯の開発などにより、熊本県の人々や農業・産業と一緒に成長し、地元熊本の顔と言われる企業になりたいと考えています。

Q5.回答者に聞きます!ずばり益城町の良さとは!!!

A5. 益城町は熊本市に隣接し、熊本県のほぼ中央に位置する、水が美味しく自然豊かな所です。「平成28年熊本地震」後、復旧・復興事業が進み、益城町文化会館等の文化施設、益城町総合運動公園等のスポーツ施設の復旧、また、道路、区画整理事業、惣領にぎわい拠点、復興まちづくり創設等の住環境の整備等が進行する、とても生活しやすい町です。震災復興の中心の益城町役場が来年度中には完成予定等、益々発展する町だと思います。